朝晩の風が涼しくなって少しずつ秋の雰囲気を感じますね。
夏が終わってしまう寂しさもありますが、秋ならではの肌ケアを楽しんでいきましょう。
夏に浴びた紫外線の影響や気温の変化などにより肌トラブルが現れはじめる人が多いのではないでしょうか?
今回は健康的なツヤ肌を内側から生み出していくためにおすすめなインナーケアをまとめました。
ここで言うインナーケアとはズバリ食です。
まずはその前に、肌が生まれてターンオーバーで垢となって剥がれ落ちるまでの流れをみていきましょう。
ターンオーバーは約〇〇日
図1の上の部分が私たちが見えている肌の表面です。
肌の細胞は表皮の基底層で生まれ、成長しながら図1の上の方に進んでいきます。有棘層で栄養を受け取り、顆粒層で水分と油分をたっぷりと蓄えます。そして細胞が弾けて中の水分と油分が飛び出し、細胞の皮が積み重なったのが角層(角質層)です。
その後、角層は垢となって自然に剥がれ落ちていきます。
肌の細胞が生まれて自然と剥がれ落ちるまで平均して約45日。
今、生まれた細胞は約1ヶ月半〜2ヶ月後の肌になると言えるでしょう。未来の肌は今の生活習慣や食事内容が関係してくることがわかります。
ツヤ肌をつくるおすすめ3選
お待たせいたしました。
それでは、そんな肌を作るためにおすすめしたい食事を3つピックアップしてご紹介していきます!
味噌汁
発酵食品の味噌を使った味噌汁。
腸内環境を整えるとなにかとよいことは多くの方がご存知かと思います。
味噌に含まれる麹菌は腸内細菌の善玉菌をサポートしてくれる働きがあります。
腸内が善玉菌優位に傾くと理想の腸内細菌バランスに整いやすくなるとか。
腸が整っていると食事で摂った栄養素の吸収がスムーズになり、肌へも栄養が届きやすくなるでしょう。
魚の刺身
魚には主に肌を作るたんぱく質とツヤ肌のポイントとなる脂質が含まれています。
肌はもちろん爪や髪もたんぱく質でできているので、意識して食べていきたい栄養素です。
魚の脂質にはDHA、EPAと呼ばれる脂質が含まれていて中性脂肪を減らしたり、血液をサラサラにする効果が期待できます。血液がサラサラだと栄養素も肌の隅々まで届きそうですね!
ダイエットなどで無理に脂質をカットしてしまうと、肌や髪のパサつきが気になってしまうことも。
逆に魚の脂質なら食べすぎない程度に食べるほうがよいかもしれません。
DHAやEPAは熱に弱い性質を持っているので、刺身でいただくことを推しています!
個人的なおすすめはマグロとサバです。
水
最後は飲み物のお話。
夏は暑さだったり、熱中症対策などで意識的に飲んでいた水を涼しくなると飲むのを後回しにしてしまうことがあります。
肌は外から化粧水などの水分で一時的にうるおいを与えることはできますが、内側からの水分もとても大切です。
コーヒーや緑茶などは利尿作用のあるカフェインを含んでいるので、水分摂取としてはカウントされません。そういうものを飲むときは同じ量の水と一緒に飲むとよいでしょう。
1日約1.5L〜2Lの水分摂取を目安に意識して飲んでいきましょう。
500mlのペットボトル3〜4本と考えたほうが飲みやすいかもしれません。
まとめ
内側から輝くツヤ肌を作りたいなら意識して食べたいもの3選。
・味噌汁
・魚の刺身
・飲み物は水
数カ月後のツヤ肌をイメージしながらコツコツ毎日の食事を整えていきましょう!
参考文献:
『マンガでわかる栄養学』足立香代子監修(池田書店)
肌寒さを感じたら
引き続きトレンド感満載の透かし編みニット。
季節の変わり目にはカーディガンがあると少し寒さを感じたときにも重宝します。
長く着回せそうなデザインも◎