「子どものイヤイヤには、この方法はいかが？」
タレント・ユージの”パパっと解決”！ vol.2

4人のお子さんのパパでもあるタレントのユージさんがお悩みを解決してくれる連載企画！
今回もSNS等で多数ご応募いただいた方の中から、編集部が選んだ質問をユージさんに聞いてみました！

質問その①

小学校1年生のサッカー少年のママです。
息子の良さを伸ばしてあげたいと思う一方で、同じくらいの年齢の子が上手だったりするのを見ると、比べてしまいます。まだ1年生とわかっているはずなのに、私自身が焦りや不安で押しつぶされそうになってしまいます。ユージさんは、子供同士を比べてしまうことはありますか？
どんな声かけをして子供を励まして頑張らせていますか？

ユージさん：これね、分かります！うちは、真ん中の2人が8歳と9歳ですけど、友達と一緒にいるのを見て、心配になる事もあるんですよ。「あれ？皆こんなに上手いけど、うちの子大丈夫かな？」って。
でもね、大丈夫です。こういう時って上手い子が目立つんですよね。全体で見ると、自分の子はできる子の中にいるはずなんですよ、不安で押しつぶされるという事は。
多分上手い子より、ちょっとだけ劣ってたりするから、悔しいんですよね。もしかしたら1番できないのかもしれないけど、できなければ割り切れる。「うちの子はこのスポーツに向いていない！別で見つければいいや」って。でも小1ですし、そんなに無理して焦らなくて大丈夫！

それで将来ご飯を食べて行くかどうかも分からないですし、その判断をするなら、早すぎると思います。むしろ色んな経験をさせてあげた方が良いと、僕は思います。

1つのスポーツを極めて1位になる人を僕は尊敬しているけれど、色んなスポーツができて楽しむ事ができる人もすごいなと思うんです。
友達と楽しめるレベルで色々できるようになれば、それだけでもう最高です！

もしかしたら、そういう子の方が学校生活は、ハッピーかもしれない！
1位だからこそ、守らなければいけない大変さや葛藤もあるし、親も習い事に時間を使おうって思うと、途中で苦しくなる瞬間もあるかもしれません。

うちの子も全然1番にはなれないんですけど、僕はそれでいいなと思っています。
子どもが興味のある事を、楽しんでいる事が大切だと思いますよ！

質問その②

8歳女の子と３歳男の子ママです。
3歳の子が歯磨きを全力で嫌がります。鏡を見ながら、お人形に磨いてもらうなど試行錯誤して１～２日は楽しく磨いてくれるのですが、すぐに飽きてまた「イヤー！」に戻ってしまいます…
何かされていた事とかあればお聞かせください。

うちのやり方は真似しない方がいいと思う、荒療治なんで。(笑)
虫歯だらけのすごい写真を見せました。でも、全員それで効き目がありましたね！

「いいよ、全然。しなかったらこうなっちゃう子いるみたいよ。」って言いながら写真を見せると、「歯磨きする―！」ってなるので。

「●●しなさい！」　「いいから我慢して！」っていうのは、反発の要素しかなくて。無条件に子どもが「やだー！」って「もうやりたくない！」ってなっちゃうんですよね。

我が家の真似をするかは別として(笑)、アプローチの仕方を変えてみたらどうでしょう？
現実を見せてあげる。虫歯になったやばい写真は、探すと沢山出てくるので、レベルはご自分で調整していただいて。(笑)
歯磨きしないとこうなるよっていう例を見せると、意外と自発的にやってくれたりしますよ！

質問その③

夫がお洒落に関心がありません。
ユージさんみたいにお洒落なパパになってほしいのですが、ファッションに対して興味を持ってくれるようする為には、何かいい案はないでしょうか？

難しい質問ですね。(笑)
お洒落なパパっていうのは、一緒にお出かけした時に、清潔感がある事なのかなと僕は思います。
奥さんの中で、“イケてるパパ像”ってきっとあると思うんですけど、パパがお洒落に対してどう思ってるかですよね。

例えば、ヨレヨレTシャツで半ズボンに草履だと「家着っぽさが強すぎるから、もうちょっとなんとかして」っていうのは全然ありだと思いますし。
「おしゃれを意識してほしい」って伝えたらいいんじゃないかな？パパの中で、今している格好が果たして、”お洒落を意識した上”で着ているのか、もしくは”関心がないから適当に着ている”のか。適当に着ているんだとしたら、「あなたの中のお洒落でいいから、せめて一緒に出掛ける時は意識してほしい」って声掛けするのが良いと思います。

全く興味がない場合は、「私が選んだものでも着られるよね？何でもいいなら選ばせて！」って言ってトータルコーディネートをする。お子さんがいらっしゃれば、ご家族でお父さんの洋服を選ぶっていうのもイベント感があって楽しいですね！

お子さんがいなかったら、デートプランに旦那さんの全身コーディネートを選ぶっていう日を作るのも良さそう。旦那さんも奥さんも楽しい方向に持っていったらいいと思います。
ファッションに興味が全くない人にとって、興味を持たせるっていうのは、なかなかハードルが高いと思うので、着せ替え人形のようにコーディネートしてあげちゃいましょう！(笑)

それで、奥さんが選んだ服を着ていく中で、彼を知る人達から「最近お洒落だね」って言われたら、旦那さんお洒落に目覚めちゃうかもしれないし。(笑)
そのきっかけの為にも、一緒に楽しく選んでみると良いかもしれないですね！

引き続き、お悩み募集中！

イクメンパパのユージさんにお悩みを明るくズバッと解決してもらいませんか？
ご応募は、LIFE STYLE magazineのInstagramのハイライトもしくは、こちらから引き続き受付中！
沢山のご応募、お待ちしております。

◆着用アイテム

PROFILE

ユージ

モデルとして活動を開始し、役者としても活躍。2009年からファッション雑誌「FINEBOYS」の専属モデルを務める。その後バラエティ番組に活躍の場を移す。
元大工という経歴があり、手先の器用さとデザインセンスを活かし、DIYやイラストの現場でも才能を発揮！
2014年2月に結婚。現在、4児の父親として育児に奮闘中。
2016年には、史上最年少でベストファーザー賞とイクメン・オブ・ザ・イヤーを同年ダブル授賞！